2年ぶりのインドネシアJava ジャズフェスティバルへ。
前回は2020年Maurice Brown のバンドでJavaジャズから東京ブルーノートというよくある鉄板の流れ。
コロナがちょうど流行り出したところで、Javaジャズ開催後東京へ行くが講演はキャンセル、そのままロックダウンへ。
1年ほど日本にそのまま留まることに。
2021年1月にアメリカに帰り早1年半。
今回はKeyon Harrold のグループでの出演。
止まっていた世界は動き出し今年はすでに色々なバンドでインドネシア、ブラジル、モントリオール、そして西海岸がちょこちょことイベントが決まっている。
海外のフェスティバルの仕事は以前のように、いやそれ以上に戻って来ている。
ミュージシャンとして世界中のフェスを回るのはニューヨークに来てからの夢だったし目標だった。
確かに色々な場所に行ったり経験が出来るし、大きなステージに立ち演奏することは音楽的にもプラスが大きい。
なにより世界トップのミュージシャン達と肩を並べて演奏することはたくさんの刺激と学びがある。
しかしそんなツアーも実は思ったほどそんなに良いことばかりではない。
まず移動がとても大変だ。ほとんどは朝一の飛行機だし、予算の関係で乗り継ぎや到着から演奏までのスケジュールもタイトなことが多い。
特殊な仕事のため
『乗り継ぎ失敗しました、間に合いませんでした』
では済まない。良くも悪くも代わりは効かない。
なので現場に到着するまでは気が気ではない。
もちろん自分のコントロール外の問題もたくさん起きるのだが、基本的にはそれすらもなるべく自分で臨機応変に対応しなくてはいけない。
さっきも言ったように毎日の仕事全てがどんな理由があれ言い訳不可なのだ。
さらにミュージシャンは割と特殊な仕事のため大半の人とは事情が違うことも多く問題も起きやすい。
今回も朝8時の飛行機に乗るため朝5時に出発、5時半に空港到着。
海外便は2時間前チェックインが推奨されているが僕は念のため2時間半前にいつも空港に到着するが、今回も問題が起きまくり担当の人を5人たらい回しにされ搭乗はギリギリ。
手荷物検査が混んでいたら乗り遅れていた。
今回の問題はインドネシアへ渡航時の条件。