以前も触れたが他の国に比べて日本で最も一般的に縁遠く情報の少ないものに投資があるだろう。
僕らが大麻と覚醒剤を同じ括りで捉えてしまうのと同じように、将来のための人生設計や家族を守るたの投資を、株やFX、仮想通貨などのギャンブルと同じと捉えている場合が多い。
僕ももちろんその中の一人だ。
投資なんて意味がわからないし、怖いし、出来れば考えたくもない。
しかし僕はフリーランスなので会社がやってくれたり守ってくれたりなんてことはない。
退職金も福利厚生も保険も何もない。
全て自分で勉強し責任を持たなくてはいけない。
日本にいる頃からなんとなくぼんやりと将来のためにきちんと準備しなくてはと思って二十歳から色々挑戦し早16年経ったが、日本では書類や窓口もややこしく、なにより胡散臭さが半端ない。
銀行などの窓口に話を聞きに行っても
『カモがノコノコやってきた』という顔で目をギラギラさせて自分達の売りたい商品を進めてくるだけで、
ど素人の僕でも『これは違う』感が凄く何もできないでいた。
NISA なんてのも出て金融庁が投資を身近のものにしようとしてるっぽかったが、登録しに行ったが書類や登録がややこしく途中でよくわからなくなった。
退職金代わりになるものを積立てなければと、銀行が勧めてきた複利で増えるドル建ての積立投資もやってみたが、システムがややこしすぎて上手く更新がされず、気づいたら勝手に解約されていて4年分の積立のほぼ全額が解約手数料で持って行かれていた。