若い世代の人たちと話すのはとても重要だ。
時代は目まぐるしく変わっているし、特に僕のような何かを作る仕事をやっているとどうしても世の中の流れから外れていることが多いのでちょっと気を抜くとすぐ置いて行かれてしまう。
特にミュージシャンをはじめ個人事業主は時代の流れを知って、5年後、10年後もプラスになるような行動をなるべく増やしていくことが大事な気がしている。
目先のもののための単発の行動だけではまずい。
いつも同じ方法で同じゴールを目指していてはどんどん自由度がなくなり苦しくなる。結果良いクオリティの音楽やサービスを提供できなくなってしまうように感じる。
僕も将来のことを考え、もし何十年か後に日本が経済的に貧乏になってしまっても世界のどこでも仕事をすることが出来るようにと8年前に日本の仕事を全て捨てニューヨークに移住した。
結果は無事ニューヨークでも仕事に恵まれ音楽で生活することができ、世界中どこでも仕事を作って生きてくことができる自信とスキルは身についたが、世界が同時に止まることまでは予想できなかった。
もちろんニューヨークでの働き方を学んだことは自分の生き方の可能性と選択肢、そして自由を与えてくれたが、このコロナで止まった2年間は想定していなかったのでゼロからの全く違うリスクの高いチャレンジを余儀なくされた。
結果、ライブ配信やレコーディングスタジオ付きの遠隔アレンジプロデュースなどデジタルを通じたサービスやコンテンツ(資産)作りが上手く機能し、より新しい方向性を開拓することができたが
出来ればもう少し色々な起こり得る状況に備えて行動を積み重ねていきたい。
もちろん未来は予想は出来ないのだが、今まさに時間と労力を費やしていることが5年、10年後に全く活かされてないのは問題がある。
『若者達の宇宙語を聞く』
最近20歳そこそこの音楽以外のコミュニティの若者とよく絡んでいる。
他ジャンルの人との交流は特に得るものが多い。
色々な話が出る中で、
MIT, イェールなどの超高学歴組から、デザイン、映画制作などのクリエイト系、そして中卒で世界中でビジネスを展開している雑草組までみんな口を揃えて大事だというのは、
やはりソーシャルネットワークでのフォロワー。
まぁ今ではSNSでフォロワーと反応率をあげるのが大事なのは子供でも知っているが
僕はいままで結構なお金を投資し、ブランディングやマネジメントなどトータル10人ほど雇って、色々自分で勉強もしたが結果が出た試しがないため
正直具体的なフォロワーの増やし方のルールやコツなどは、誰の言うことも信用していないし胡散臭いと思っている。
はっきり言って嫌いだ。
みんなドヤ顔でそれっぽいことを言っているが抽象的でよくわからないし、コロコロ言っていることが変わるし、そもそもフォロワーを増やす方法も人によってコンテンツやキャラ、強みが違うので一人一人に対してやり方を変えていかないと再現性がないように思える。
しかしSNSのフォロワーを増やすことが必要か、そしてその労力が5年後にまだ役に立つのかは置いておいて、嫌悪感を感じながらも多少時間を使い11回目のチャレンジをしようと思う。