そこそこギャラも良いし、ジャンルにもよるが割と和気あいあいとほんわかした雰囲気で楽しく演奏をしながら結構な割合で美味しいご飯も食べられる。
メンバーが友達であればさらに最高だ。
一緒に練習している曲も演奏出来るし、人前での経験を積みながら楽しい時間を過ごし、家賃まで払えてしまう。
さすがにキャリアを積んでいくと成長のためにもよりリスクがあり責任が重い仕事を取っていく必要があるが、たまにやるにはよい仕事であることは間違いない。
パーティー仕事をやらなくなって久しいが、久しぶりにAlexという昔からの友達に誘われて
彼の顔を見に行きがてら演奏してきた。
久しぶりの再会に会話も弾み、早めに入ったがあっと言う間に演奏の時間。
インド人のパーティで、働いている人も料理人も仕切っている人も全員インド人。
いつものことだが中国系の顔だちは僕一人。
色々な文化にどっぷり浸かれるのはニューヨークの面白いところの一つだ。
今回の雰囲気は同じアジアなだけあってか日本人と近く、細かい気配りと優しさがキラリと光る。
ビジネスのドライな感じは全くしない。
何か必要なものはないかと常に気を配ってもらい、スピーカーや配線、ライティングなどは拘りを持ってやる、ゆったり感と論理的な思考が融合した感じ。
ぁあこの雰囲気落ち着くなーと思いつつ、
そういえばアメリカに来たばかりの時はインド人の友達がたくさんいて色々助けられたなーと懐かしく振り返る。
演奏も良い雰囲気で何事もなく終わり、インド料理もしっかり楽しむ。
有名どころはグリーンカレーやサモサなどだが、それ以外にも見たことのない不思議なインド料理がビュッフェスタイルで並んでいた。
一番人気だったのは揚げた餃子に緑とオレンジの2種類のカレールーをかけて食べる料理。
インド料理で餃子があったのにもびっくりしたが、カレーをかけて食べるのかと2重の驚き。