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レコーディングの日々。ドラムマイク編

2022/09/06 by 泉川貴広

ドラムが自宅でプロスタジオクオリティでいつでも録れるというのは僕の活動スタイルや音楽に大きな自由を与えてくれる。

僕は機材にはあまりこだわりがないほうだが、ドラムのマイクの種類や録り方で音が衝撃的に変わる。

これは色々試して実験を繰り返すしかないと感じる。

そういう面でも毎日気軽にマイクや録り方を変えて経験を積むことができる自宅スタジオはとても価値がある。

今回色々なセッティングで音の違いを確かめてみる。

先に結論を言うと、スネアのトップをコンデンサー,ボトムをダイナミックにすることで、僕が欲しいサウンドに近づけた。

詳しく比べてみる。


以前のセッティングは

キック

Beyerdynamic M 88 TG

Electro-Voice RD-20


スネア

SM57


スネアボトム

ANTELOPE AUDIO EDGE SOLO


ハイハット

SM57


タム

Sennheiser e 604


フロア

Sennheiser MD 421-ii


オーバーヘッド

Neumann 87ai

というセッティング。

これは『僕の録りたい音(アコースティックなモダンジャズとヒップホップ)』

と、『なるべく一つの機材で色々なシチュエーションで使い回してコスパを最大化できる』

という2つの条件を満たすように沢山のエンジニアから意見を聞いた結果だ。

かなり良い音で録れるが、やはりハイハットとオーバーヘッドに少し不満があり、そして欲を言えばスネアのボトムも変えたい。

とりあえず SM81を追加で購入。

SM81はハイハット用のマイクとして有名だが、スネアのトップとしても良いとエンジニアから聞き、早速組み合わせを実際に録音して比べてみる。

比べる組み合わせは、


元々のセッティング

ハイハット  SM57 (ダイナミック)

スネア   SM57 (ダイナミック)

スネアボトム  ANTELOPE AUDIO EDGE SOLO (コンデンサー)


2 

ハイハット  SM81 (コンデンサー)NEW⭐️

スネア   SM57 (ダイナミック)

スネアボトム  ANTELOPE AUDIO EDGE SOLO(コンデンサー)


3

ハイハット  SM81 (コンデンサー)NEW⭐️

スネア  SM57 (ダイナミック)

スネアボトム  SM57 (ダイナミック)


4

ハイハット  SM57 (ダイナミック)

スネア  SM81 (コンデンサー)NEW⭐️

スネアボトム SM57 (ダイナミック)


要するにダイナミックマイク(ガッツとパンチのある音)とコンデンサーマイク(繊細で細かい音まで生々しくニュアンスがある音)

をどの組み合わせで配置するのがよいのかという実験

結果はこちら

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