11-2月にかけてはレコーディングシーズンなんて呼ばれている。
大きなツアーや音楽イベントも大体終わり、みんな来年に向けて新しいアルバムを制作し始めるころだ。
小さなローカルの演奏などはあるだろうが大きな流れを作りたいアーティスト達はスタジオに篭る時期だ。春になりフェスやイベントが活性化してきたころに新しいアルバムがあるのとないのとではブッキングに雲泥の差があるようだ。
僕も自分のスタジオを持ったのでアレンジ仕事や自分のアルバムのレコーディングなどでテンヤワンヤしている。(サムネイル写真はうちのスタジオでドラムは全身モコモコのマイクミッチェルさん。)
いつもミックスをお願いしているブルックリンのバンカースタジオというところに連絡すると、11月頭の時点で今年いっぱいは空きが2日しかなく、1月もわりと埋まっているとのこと。
11月末の唯一の空き日2日を押さえて4 曲ミックスする。
ミックスはとても重要なプロセス。
簡単に言うと各楽器のバランスを整えたり、リバーブなどの色々なエフェクトを各楽器にかけてより音楽的にするのだが、これはかなり大変な作業だ。
ミックスエンジニアという職業がいるくらいだから専門知識がいるのだが、最近はプロデューサー=ミックスエンジニアとなっている場合が多い。