騙し、嘘をつき、都合のいいように操る。
僕も十分に大人になったのか、最近は自分も含め人間の嫌な部分に触れる機会が多い。
子供の頃は喧嘩をしても『あいつは最悪だ』と言って文句をいってそれで終わりだったが
最近は周りの人の話を聞くだけでも何か問題が起こると
やれ炎上だ、社会的制裁だ、名誉毀損だ、法律違反だ、逮捕だ、裁判だ、と大人の喧嘩はタチが悪い。
SNSにより人の足を引っ張るのも簡単になったし、ターゲットになったが最後、自殺するまで追い込まれるなんてことも他人事ではない。
『え、あの人逮捕されたの?そんな人だと思わなかった!いやーねー、怖い』
なんて会話をよく聞くが、明日逮捕されるのはあなたかもしれない。
”逮捕される悪いことなんかしていない”
なんて思っているとしたら、もしかしたらあなたは単純に法律について何も知らないだけかもしれないし、たまたま誰かのターゲットになっていないだけかもしれない。
人間は自覚がある、なしにかかわらず自分の利益が最大になるように振舞う動物であるらしい。今回はこれを軸に信頼について勉強してみる。
これが本当だとすればこのように騙し、騙され、裏切り合うと”感じる”問題が起きるのは当然だろう。
自分の利益と他人の利益が同じになることはほとんどない。
『信頼できる人と付き合いましょう』
と真剣な顔で言われることも多いが、果たしてそんなことが可能なのだろうか。
本当に誰が信頼できるのかを完全に見分けることができればそれは詐欺師の楽園となり、その場合の正しいアドバイスは
『詐欺師になりましょう』
となるのではないか。
まぁ結局詐欺師は長期的には利益の少ない戦略となるのだが、それには後で触れる。
では信頼とはなんなのか。信頼できる人を見分けることはできるのか。
勉強してみた。
信頼するとはリスクをとるということ。