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音楽で文学作品を作る。アルバムコンセプト2024 1

2023/12/10 by 泉川貴広

今年は選択によって変わって行く平行世界をコンセプトにしたミニアルバム流(Ru)を出したが、来年は8月を目処にフルアルバムを出そうと思い、今から準備している。


今回はアルバムコンセプトについて考えてみる。

流(Ru)の時にも書いたが、僕は音楽コンセプトと作品のコンセプトの2つを作っている。


僕の音楽のコンセプトは、ヒップホップ xジャズ x 日本のスピリットだが、今回はそれに少しUK(イギリス)の音楽を勉強して足してみたいなと思う。


この間のヨーロッパツアーでイギリスに行き、現地の雰囲気とミュージシャンに少し関われたのも大きい。もともと僕の音楽にはヒップホップ的にシンセは入れていたが、UKの音楽を少し研究することで、もう少し違うアプローチが生まれる気がしている。


具体的にはビートルズ、レディオヘッド(スマイル)、 ピンクフロイドあたりだろうか。

それに今のUKの音楽の雰囲気を研究して、自分のスタイルに取り入れられるかチャレンジしてみる。


それは置いておいて、アルバムコンセプト。

やはり日本生まれ日本育ちの僕としては日本の生活や精神、価値観などをせっかくだから表現してみたい。


2024年のアルバムはコンセプトどうしようかなーと考えていて、色々本や芸術作品を見ているうちに

ふと純文学作品を作りたい。と思った。


音楽のために音楽を作るのも良いが、僕にとっては

『音楽をたまたま手段に使っているけど、メインは ”何かを表現すること(作品を作ること)” 』

の方がしっくりくるなといつも漠然と思っていた。


自分がかっこいいと思う音楽を作るのももちろん楽しいが、やはり作品として音楽以外の意味もほしい。


純文学とは

純文学とは娯楽性よりも芸術性を追求した文学。言葉を使ったもの、主に小説が基本か。

作家の身の回りの物事を書く私小説で、社会問題やあるテーマをもとに書き上げて行く小説。

学問や芸術としての美しさを描くという目的があるらしい。


なるほど。


純文学は芸術性に重きを置いていて、読者に楽しんでもらうことを目的として作られた大衆文学と区別されるが、その区別方法はあいまいっぽい。


どっからがソウルで、どっからがポップなんだみたいなジャンル問題に近いか?


純文学作品に触れるなら、有名どころは夏目漱石、太宰治、芥川龍之介

現代では川上未映子、村上春樹らへんらしい。


作品としてのクオリティか、人気のでる大衆向けか、というのは昔からみんな悩んでいたんだなーとは思うが、やはりできればどちらも兼ね備えたい。


文学とは

純文学か大衆文学かはまぁおいておいて、とりあえず文学ってなんだ。


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