Banner image

現代の悩み アンケート結果。[音楽で文学作品を作る。アルバムコンセプト2024 5]

2024/01/03 by 泉川貴広

今年のアルバムのコンセプトのため色々勉強しシェアしてきたように、素晴らしい文学作品にはその時代を象徴する問題や特別な価値観、そして普遍的に人々の共感を集めるものが大事だという結論になった。


そこでアンケートを取り、今のみんなの悩みや本音を出来るだけ集めてみた。


それを年代別にまとめてみた。

これをもとに共感を集める内容の曲を作ってみる。


結論を先に言うと現代のポイントはやはり一番はSNSにより多様性が成り立つようになったということか。以前は上の世代の考えや言うことに従いながら時間をかけて徐々に権力を得ていくしか方法がなかったが、今はそれをすっ飛ばして自分の考えに賛同する人のみと一瞬で繋がり、その中で生きていくことができるということなのだろうか。


仕事もプライベートも自分の好きなことで固められるようになった一方、自分と違う考えや年代の人と関わらなくても生きていけるようになったことが問題となりえるか。


しかし自分と違う環境、年代、考えの人と繋がりたいと意識している限り、以前よりも自分と全く違う世界の人とも気軽に繋がれるようになったとも言える。


要するにやはりなんでも使い方次第か。


では実際にアンケート結果を見ていく。


10代 20代

まず10代 20代は”葛藤”の悩みが多い。

他人からコントロールされることへの不満、よりよいアイディアが自分にあるのに力がなくて実践できないというもの。これはいつの時代も変わらないか。全年代の中で最も前向きな悩みが多かった。スタートラインに立つ前、または走り出したばかりの悩みという感じ。


実際の悩み例)

・学校の施設や制服などの昔から変わらない不便なものへの不満。

・無意味なルールや効率の悪い決まり。(他人からコントロールされることへの不満)(よりよいアイディアが自分にあるのに力がない葛藤)

・新しい環境への不安。完璧にこなしたいけど正しいかわからなくて何もできない。(変わりたいけど怖い葛藤)

・自分のままでいたいが、進化もしたい。(葛藤)

・人との距離感。人との関わりは必要だけど、心を開きすぎるとどこまでも利用される。(葛藤)


30代

30代以降はその人の環境により大きく違っていく印象。

仕事しているひと、挑戦する人、諦めた人、その人の目指すゴールや環境によって悩みや考え方の乖離が進む印象を受けた。



よりよくしたいという葛藤はまだ人によっては残っているが明らかに減っていき、その分諦めが増えてくる。環境によっては挑戦もまだある。


実際の悩み例)

・正しいこと、他人を守ることより自分を守ることを優先してしまう。(葛藤) 

・経験により固定観念が増えていく。しかし諦めていた人間関係も本音を言うことによって変わるかも。(諦め)(希望)

・善悪はそのタイミングや状況、お金、権力で決まる。(他人からコントロールされることへの不満)(諦め)

・最後には全てを忘れてしまうむなしさ。頑張っても何も残せていない自分(諦め)

・他人への攻撃、嫉妬、否定、足を引っ張る人がたくさんいる。自分と他人を比較してしまう。(諦め) (認めたくはないが葛藤はない)


40代

メンバーになって続きをみる👇

続き

メンバーになってこのコンテンツを見る

Loading...
ログイン
© Copyright 2025 Accessart Mubo