Banner image

ミュージシャンから見る結婚(ミュージシャンとの結婚)

2024/01/26 by 泉川貴広

みんな割と気軽に結婚しているが、アメリカも日本も結婚という契約は調べてみると相当やばい。


みんな最初は愛を信じて結婚するし、今はその気はなくても、後から愛が憎しみに変わった相手の人生を壊せる権利があると分かったら


『じゃあ壊そうかな』



となる人はかなりの割合でいるだろう。


日本とアメリカの法律を素人の僕が本を5冊ほど読み、周りの人や数人の弁護士の話を聞いて自分なりに結婚のリスクをまとめてみた。


まず結論。


結婚する前に騙してお金を取れば結婚詐欺で犯罪だが、婚姻届にサインさえさせてしまえば

ヒモは合法的に法律の後押しのもと好き放題できる。稼いでいる方は相手のために全財産以上を投げ打たなければいけない。


頑張るもの、正直ものがバカをみる世界で、収入が多い方が圧倒的に不利。法的には収入があるほうが相手を一生養い続けなくてはいけない。

日本の法律では基本的に離婚は認められていない。


そのため一度結婚してしまえば不倫しようが、他の異性と行方をくらまそうが、暴力を振るおうが、離婚届にサインさえしなければ相手の収入の半分が自動的に自分のものになる。


離婚する場合、どちらが悪いかは関係なく収入が多いほうが全財産の半分以上(時には全て以上)と多大な労力を費やせば、離婚できる”かもしれない”


つまり鳴かず飛ばずのミュージシャンの場合、収入のある女性(男性)と結婚すれば相手が破綻するまで絞り取ることができる。

逆に稼いでいるミュージシャンは破産まで追い込まれることになる。(サラリーマンより支払う%は多い)


二人の収入の差が大きければ大きいほど収入が多い方の支払う額が増える。


”お金があって俺が養ってやってるんだから好き勝手できる”


は間違いで、


お金があるほうが不倫をしてしまう(有責配偶者になる)のがもっとも最悪のケースっぽい。


詳しくまとめてみる。

今回はわかりやすいように夫を収入が高い方、妻を収入がないほうとして話すが、妻が収入が高い場合はそのまま逆にするとよい。



離婚時の4つのお金

1 慰謝料(離婚の原因を作った方、不倫や暴力行為をした側)が100-200万払う)

2 婚姻費用 (収入が多いほうが少ない方との差額分を毎月埋める。夫婦は同じ生活水準を保証しあう義務がある。)

3 財産分与(結婚後に出来た貯金や、資産、会社などは離婚時に半分ずつに分ける。これは結婚前に同意書を作ることで回避することが出来る。2の婚姻費用は同意書があっても回避できない可能性が高い)

ーーーーー

離婚後

4 養育費(子供がいる場合。収入が多い方が養育費は高い)


動くお金は2,3がメイン。(時には数千万円以上!!)



不貞や暴力など、離婚の原因がどちらかは関係ない。(不貞や暴力をされた側は150万円ほどの慰謝料は頑張れば取れるが、不貞はお互いにしていたと嘘を言われると証明が上手く出来ず相殺される場合も多い。)


つまり専業主婦がお金持ちとうまく結婚すれば、別居して新しい男と行方をくらまし、不倫しまくって暴力を奮っても弁護士を通して夫に請求すれば夫と同じ生活レベルを保証してもらえる。


それにより離婚を持ちかけられたら裁判をし、ごね続けて生活費をもらい続け(最長10年間)、いよいよ離婚が法的に成立しそうになったら、離婚に同意する。そうすると相手の貯金や会社、不動産など全財産の半分以上(ときにはほぼ全部)をもらえるのでそれで終わりになる。


婚姻費用

メンバーになって続きをみる👇

続き

メンバーになってこのコンテンツを見る

Loading...
ログイン
© Copyright 2025 Accessart Mubo